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ベフニックギターの製作あれこれ
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Silver fire17
おはよーございます。

たった今からw杯3決です。

早起きしてw

何年後かこれ見た時は思い出すやろかー?

w杯の度に4つづつ歳を取っていくんやなぁ。


やりたい事は明日じゃなく今日から始めましょうね。皆さんw

時間はお金では買えませんよーw



では、続きをば。


指板まで作りました。

ちょっとこれから画像が少なくなりますorz

トントン作業を進めててうっかりですね…


ジョイントは安定のダブテイル。





粗加工した後に調整しつつヒールを削ります。

調整とは…

まずネック角。

弦高を考慮した角度をボディの方にあらかじめ付けてますからネックの方はこの角度に合わせます。

そしてネックのひねり。

ネックの平面とボディの平面を合わせます。

これもキチンと合わせてないと指板のねじれにつながりますから。

最後にネックの振り。

ボディのセンターとネックのセンターを合わせます。

ダブテイルだけでこの3点の角度をピッタリ合せて無いとどんなに綺麗に凝った装飾を入れようと道具としてアウトになりますから。


そして接着します。











ではサッカー観戦♡

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Silver fire16
こんにちは

北部九州は…

思いっきり台風ハズしましたw

くるならこい!的な準備してたんですがねぇ…

雨がシトシトーって降って、風がサワサワーってw

被害が出ないのは何よりなんですけど。




さて、昨日の予告しましたヘッドのファイヤーパターン。

埋め込んだ後、充填した接着剤の硬化を待って削りました。



スガさんの写真知ってる方は、アレ?木目?

と思われるかもしれません。

ヘッドトップベニアも木です。

ブラックにする場合はファイバーと呼ぶ圧縮紙を使ったりもするんですけどね、ギブゾン的な。

Silver fireは木!

よく見たら凝ってるねーってとこでw



実は、ブラック塗装も濃いシースルーブラックだったりしますw

よ〜く見ると木目が見える。


あ、こうなると貝を二種類使ってるのもわかりますね。

マザーオブパールの方はどの角度から見てもシルバーっぽく光りますがブラックパールは角度によって消えます。

こういう光り方がキラキラ見えるんですな!

全部そうじゃ無く、一部に使うと効果的です。

この後ネックジョイントに掛かりますが、並行して指板も作っておきます。

これも指板サイドにセルを使うので寝かしの事まで考え、先行してやっていきます。



ブラックなので指板も思いっきり黒いやつを!

マグロです!



サイドにセル加工。

ベフニックでは通常ホワイト系のセルを使わない場合でもブラック、もしくは木のバインディングをやってます。

あ、一部廉価版のモデルだけはバインディング無し。

マグロにブラックバインディングなんて意味無くね?

と、よく言われるんですけどね。(笑)。

指板サイドにフレットの足が見えてるタイプって実はフレット打ち替えした場合塗装が傷むんですよ。

打ち替える事で塗装が浮いてきてパラリと剥離したり。

フレット打った後の処理で塗装まで削れて木部が露出してしまったり。

フレットってのはやはり消耗品なんで、それを行うもんだという前提でこのような形にしてます。


バインディングの内側の白線は好みですね。

ハンドメイド製作品なんかで指板上の白線を木製でやってるヤツもありますが…。

ウチはパスですw

指板上は塗装を施しませんから手垢とかオイル(保護用)できったなくなるんですよねぇ…

メイプルバインディングもパスでw

どうもアレが苦手w







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Silver fire15
おはよーございます。

来てます来てます!

タイフーン!

今夜から明日にかけて恐いなぁ…

被害が出ません様に…

皆さんも増水した川を見に行こう!とかぜーったいしちゃ駄目ですよー!



と、注意を促したとこで日記です。

ネック作ります。

ここでやっと?Silver fire的な所が出てきます!

スガさんモデルでも印象的なヘッドのパールインレイです。

スガさんのリクエストでファイヤーパターンをデザインしたわけですが

スガさんの『S』Silver fireの『S』そして…ドSの『S』(笑)

Sをファイヤーに組み込む事にしましたがそのまま貝で『S』
作っても面白くないのであえて裏取ってみました!

木部を残す所で『S』を作ってます。



色違いの部分は貝の種類を変えます。

微妙ですが(笑)こだわり!



印刷したデザインを切り出して貝の光具合を考えながら貼り付け。

ちなみに、マザーオブパールとブラックパール。

貝をガシガシ切り出して細かなサイズ合せてをします。



貝の厚みは約1.5ミリ。結構切るのは大変。

細いので目が…しぱしぱします。←老眼w



この様なデザイン的に貝と貝の隙間が重要なインレイは1個づつ個別に埋め込まずデザイン通りに先に組み合わせます。



そしてそれに合せてヘッドの溝彫りを。



面積広いし複雑なので面倒ですけどなるべくピッタリに。



この後接着剤で埋め込みです。

はっきり言って大量生産でNC加工、レーザー加工すればもっと簡単に出来るんでしょうけどね。

ハンドメイドインレイの味わいって簡単とか楽とかに変えられないと思ってます。

もちろん機械加工だと綺麗なんすけどね。w

同じモデルでも1本1本魂込めたいんですよー!

インレイの完成は次回!



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Silver fire14
お疲れ様でーす。

ちょいとリペアに悪戦苦闘しててこっちまで手が回りませんでしたorz

つか、でっかい台風がきてますが…

明日から某夫婦…違うw暴風雨の予報。

作業が滞るぜぃ(´;ω;`)ウッ…



さて、Silver fireの続き。


バインディングの話でした。

まぁね、溝彫りが全てと言ってもいい工程なんで後はセルを接着します。







このセル(実際はCABという燃えない素材)なんですが、接着する触媒にセルロース系接着剤を使います。いわゆるアレです。昔のプラモデル用セメダインw

セルを溶かしてくっつける系。

最近は難接着素材対応の接着剤も出てきましたがどの位の年数大丈夫なのかちょっと疑問も有るので昔ながらの方法で。

瞬間接着剤でも付ける事は可能です。

しかし、セル素材が変質して適度な軟性が無くなってしまうので瞬間接着剤じゃないとリペア出来ないような場合しか使いませんねー。

で、このセル素材+セルロース系接着剤くっつくのは速いです。

けれど溶融してくっつけている為に溶けた部分は膨張してます。

ほんの僅かな事ですけど、膨張が収まらないまま研磨してしまうと後々収縮した部分が凹んで無惨な姿に…

最低でも4日、うちでは1週間このまま放置プレイです。

放置プレイの最中はその他のパーツを作ります

ネックとか、ネックとか、ネックとかw







素材はマホガニー。ベフニック的には軽い物を好みますw

サスティーンが良くなりますね。


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Silver fire13
こんばんわ。

最近この時間になりつつありますが。

まぁね。だいたいこの時間まで作業してるって事で。


昨夜のニコ生でスガさんのライブ見ましたが

スクショもらったんで



スガ△♪


って事で。作業日記いきまーすw

組み上がったボディに装飾を入れます。

Silver fireはブラックのバインディングにパールロイド。

サイドバックはホワイトライン。

Gangstarでもこの組み合わせなんです。

1番好き。

ここもべっ甲柄とかアイボロイドとか、いかにもハンドメイドのギターっぽい選択肢もあります。

あ、木製とかね。

メーカー様の製品でもブラックのバインディングっていうと=安物のイメージ。

イメージってか、ハイスペックには使わないでしょ。何故か。


そこを覆したい(笑)。

実際に、ハイスペックだけど装飾はおとなしくして下さい!ってオーダーは多いんです。

そこら辺ですな。

一般的なイメージよりも今現在カッコいいかどうかが大事!


はい。。 

って事で。


ボディにバインディングの溝を切ります。









見てもらうと、段階で彫ってあります。

安価なギターだと1段でストライプの模様の1本を入れてあったりするものもあります。

バインディングというのは。もちろん見栄えも重要ですけど補強の為の物です。

接着面だし、角で衝撃をモロに受けてしまう部分。

写真の様に段階で彫る事で接着面の面積を拡げ、パーフリング、バインディングを組み合わせて接着する事により強度のアップを狙っています。

なのでやけにぶ厚いバインディングよりもちょい薄め?ってバインディングの方が強度的に高い事もあります。


ぶ厚いバインディングを入れる為にその分サイドの板は彫って薄くなってますから。

まぁ、厚いバインディング入れる方がカンタンなんですけど(笑)。



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