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ベフニックギターの製作あれこれ
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石成さんの12
どーも

台風以降急にさむくなりましたな!

灯油買ってこないと…



ちょっと間が空いてしまいました。。

すんません。。

だってー

ホークス負けるんやもーんorz

ヤル気が…



てな事言ってる場合じゃない。

えーと、ギターマガジンの来月号でルースターズの下山さんがウチのギターを誉めてくださってるとの事(笑)

ありがとうございます(*^^*)

下山さんはアコギはウチの子をメインで使ってくださってまして、たいそうお気に入りだそうです。

良かったらギターマガジンの方もよろしくお願いします。


それと、来週はベーシスト根岸さんが長崎に来るついでにウチにも寄ってくださるらしい。

で、根岸さんのギターはというと…

材料を用意してホールパーフリング入れただけ(´;ω;`)ウッ…


やべーorz


頑張ります頑張ります…



作業の方は、塗装を進めているのと新規の製作に掛かってます。

石成さんのインレイもやっと入れました!

前回のモデルに引き続き、トレードマークのメガネインレイ。



メガネ枠の中にMASATOと名前を入れております。



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インレイ。
おつかれさまです。

前回はグダグダの宣伝で申し訳ありません。。

九州は台風来る来る詐欺絶賛開催中w

来るのか来ないのかハッキリして欲しいorz



土砂降りを予想して木工を控えてるのに…


って事で、今夜はインレイ話を。

指板のインレイってギターの印象を大きく変える部分。

ゴテゴテのど派手インレイを好む方も居られれば、サイドしか見ないから何も必要ないとおっしゃる方もおられます。

ここら辺は好みの問題なので作り手がなんやかんやいうことでもありませんね。

なのでゴテゴテ系では無く、ドットポジの話を。


ドットポジでも◯◯っぽくなる。と言う事があります。

例えば、マーチン風にするとなると↓の様にダブルの部分を気持ち真ん中寄りに入れます。



で、ギブソン風だとダブルの部分は外寄り↓



これだけでぱっと見がそれっぽく見えるから不思議です。


更にマーチン風だと本物の貝、ギブソン風だとパール柄のセルを使います。

たまーにフレット打ち替えのついでにパール柄セルを本物の貝に変えてくれないか?との改造話なんかもあるんですよ。

まぁ交換なら大したことないのでやってみると…

違う!www

ギブソンじゃねーよ!www

ってなります(笑)

小さな丸ドットですけど模様のいやらしさ加減がありますね。

高価なパールを使ったからといって、良くなるとは限らない。

味というか、雰囲気というか。

もちろんその雰囲気を作り上げてるメーカーさんが凄いんですけど。

ウチも基本的には本物の貝を使ってますがご要望が有ればパールセル使います。



ついでにインレイ話2

ウチのインレイは手切りです。

NCマシンなんぞ持っちゃおりませぬw

つか、工場で勤めていたせいか、あまりに美し過ぎる機械加工品が嘘っぽくて好きではありません。

手切りのアバウト感とか一点もの感が好き。

そもそもシグネチャー入れとか普通頼まないじゃないですか。

いくら掛かるかわからん!的な。

確かにその通り(笑)

工場だと、ラインから外れてしまうと途端に面倒くささが倍増します。

更に、オーダーインレイを業者に発注するととんでもない金額に!

上に書いたように業者はNC加工しますから、まずデザイン代、プログラム代などドドーンと請求されます。

数百とか発注するなら振り分けで何とかなるんでしょうけど、1本物のオーダーとか半端ない。

で、完成品が雰囲気が無いとかw


今んとこウチではよほど複雑じゃない(材料費という意味で)物に関してはシグネチャーはサービスでやってます。

オンリーワンを心情でやってますから。

それも、こっちがテキトーにデザインするんではなく、オーダー主さんの筆跡で!

今回のhomie-lightもやってます。

まずご自身で書いてもらいます。↓



その字が笑ってる様なイメージという事でこんな感じに。

それをこちらでデータ化。(フレット間に合う大きさにする為)



あ、もちろん物理的に不可能なデザインもありますので!!ご了承ください!




それを貝で作ります。




埋め込んで




完成!







自分のギターに自分の筆跡のシグネチャー。

イマドキ、子や孫まで残るであろう製品なんてそうそう無いですから(笑)












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homie-light
お疲れ様です。

佐賀は台風一過、晴れ渡っております。

昨日の夕方半端ない風で母屋の雨樋が破損orzorz

このくらいでよかったと思います。はい。



さて、石成さんの塗装はインターバル。

homie-lightの方も塗装に突入させます。

廉価バージョンとはいえ、作業自体手を拔いてる訳では無いのできっちりかっちり手間掛かってますw


指板を接着した後にネック削りして粗研磨、そして導管埋めのとの粉詰め。

で、やっと仕上げ研磨です。





との粉の使用はとても面倒なんですけどね、ウッドフィラーを使うより後々の目やせが美しい。


せっかくなんで宣伝していいすか?(笑)

今回廉価バージョンとしてhomie-lightです。

装飾はビィンテージの18風です。

シンプルな美しさというんでしょうか、ゴチャゴチャしてないのが作っていてとても気に入ってしまいました(笑)

ちなみに、Sさんのモデルもこの装飾でいこうと思ってます。

シンプルなのにはシンプルの難しさがあって、例えば細い部分のミスを装飾で隠すというような事も出来ませんから一撃必中の緊張感で作業してます(笑)





現在の所、シトカモデルが1本残っております。

税込み¥21万円です(^_^;)

むちゃくちゃ安いという訳ではありませんが、フルハンドメイドでのギターという事でご理解頂けると有り難いです。

プロミュージシャンが使うクオリティをお届けいたします。

ギターを愛する方に持って頂けると本当に嬉しいです。

気になる方はこちらへ↓

beffnick.com@gmail.com



はい。告知でした。すいません(汗)

ホント商売下手で嫌になるわー(T_T)

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石成さんの11とSさんの3とhomie-light
おつかれさまです。

夜になって寒くなってきました)))))))

台風の影響?風が強いッス。

さて、10月になりましたし、いっちょ頑張りましょう。


まずは石成さんの

ようやく塗装に入りましたw






サイドバックはハカランダですけども真っ黒でしょ?

ハカランダ=派手な杢目と思われがちですけど

実は黒の杢目なしが正統派です。

杢目が出るという事はかなりの割合で板目です。

柾目に木取りすると杢目は出ませんから。

この手の柾目の材料は主にクラシックギターに流れます。

スティールギターよりも単価が高いんでこういった高価な材料を使えます。

確かに音や材の曲り等考えると柾目が理想的ですから。




次にSさんの

トップ、バックを接着してボディになりました。



この後研磨してバインディングいれます。


次に次に、homie-light

ダブテイルジョイントした後にネック+ボディの指板接着面のストレート出し。



ここはめちゃくちゃ大切。

ここをキチンとやっておくとこの後の作業も楽、指板上での辻褄合わせもしなくてよいので長い間良好な状態が保てます。

独立して7年になりますが未だに1本もネックがおかしくなったという話は聞きません。

たぶんこの作業のせいじゃないかと思っておりまする!

ストレート出した後はチャンネルロッドを埋めて



指板接着でーす。

あ、写真忘れたwww




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Sさんの2

おつかれさまでーす。

佐賀は雨が降りそうで降らない、蒸し暑くなってます。

朝から、近所のレストラン&結婚式場が火事でびっくら。

これから寒くなるし、天気がいいと乾燥するので火の元に注意する事を肝に命じねばなりませぬ。

皆さんも気をつけてくださいねー。



さてさて、作業です。

石成さんのギターはこれから木工仕上げ研磨して塗装に移るところ。

なのでSさんのギターいきますか!

昨日の続き

サイド焼き曲げしたものに前、後ブロックを付けてライニング接着。




バックはブレイシング接着です。



今回サイドバックが柔らかくて高音域の跳ね返りが弱いのでGタイプの直線的三角ブレイシング。




続いてトップ



ブレイシングの位置をケガいて



ブレイシング接着。




こちらもオールドGタイプのブレイシングです。




ちゃかちゃか進んでますが数日分の写真。

実際にはこの接着工程の後丸一日硬化インターバル置いてます。

硬化が不十分なだとブレイシング削ぎの時の打音が違うんてすよ。

ちゃんと硬化してないとサスティーンが伸びないのでついつい削り過ぎてしまいます。

良い仕事する為に待つのも仕事!

慌てない慌てないw

しっかり硬化させた後ブレイシング削ぎ。







そしてトップバックをサイドに接着します。


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