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早速ですが続きでーす。
材料の支度が終わったとこでサクサク進めます。
先ず、サウンドホールパーフリング。
ウチは基本的にセルを使ってます。
ハンドメイド=木製、的なイメージがあるかもしれませんが木製の淡い色合いがシャープな感じには邪魔です(笑)
特にブラックボディに真っ白なラインがピシッと決まらないとね!
作業としては、接着剤で溶かして埋め込んでますから硬化後、安定させるために1週間は放置プレイです。
なので1番最初の作業。
硬化待ちの間にサイドを作ってしまいます。
まず木目を合わせてラフカット後に浸水。
しっかりふやかせた後に焼き曲げします。
高熱で焦げない様に気を付けながら曲げてます。
熱の温度や曲げのスピード、曲げた後の温度や固定時間は沢山やってみての経験です。
材の種類だったり個体差(硬さ、木目、ヤニの加減等)で変えないといけません。
上手くいけば曲げジワも無くそのものズバリの形に曲がりますよー(^m^)
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おはよーございます。
ワールドカップギリシャ戦ドローorz
残念です。とっても残念です。
切り替え切り替え!
はい。
今日からSilver fireの製作日記書いていきますねー
先ず最初に材料。
トップにジャーマンスプルース、サイドバックにインディアンローズウッド。
サイドバック、スガさんモデルとは違いますがね。
スガさんモデルではハカランダ使いました。
これはスガさんだからハカランダ!って訳ではなく、スガさんの求める音がこれじゃね?って事で決めたんですけどw
蓋を開けてみたら、どうしてもハカランダを使わねばならんって事もなく、逆にインディアンローズの方が合ってたかも…
って感じ。
もちろん価格的な事もありまする。
たけーよw
あと、ウチはこういったレア材を推奨する事は控えてます。
特にハカランダなんかはワシントンなんたらで絶滅危惧種指定。
手に入るからと言ってむやみに煽る行為はね。
我々製作者や販売する側の人間が率先して大切にしましょーとか我慢しましょーって言わないといけないのではと考えてます。
という事で、Silver fireはジャーマントップ、インディアンローズサイドバックのハイエンドギタースタイルにします!
もちろん価格に見合うグレードですよー。
黒塗りなんだけどかなりいい材使いますw




ワールドカップギリシャ戦ドローorz
残念です。とっても残念です。
切り替え切り替え!
はい。
今日からSilver fireの製作日記書いていきますねー
先ず最初に材料。
トップにジャーマンスプルース、サイドバックにインディアンローズウッド。
サイドバック、スガさんモデルとは違いますがね。
スガさんモデルではハカランダ使いました。
これはスガさんだからハカランダ!って訳ではなく、スガさんの求める音がこれじゃね?って事で決めたんですけどw
蓋を開けてみたら、どうしてもハカランダを使わねばならんって事もなく、逆にインディアンローズの方が合ってたかも…
って感じ。
もちろん価格的な事もありまする。
たけーよw
あと、ウチはこういったレア材を推奨する事は控えてます。
特にハカランダなんかはワシントンなんたらで絶滅危惧種指定。
手に入るからと言ってむやみに煽る行為はね。
我々製作者や販売する側の人間が率先して大切にしましょーとか我慢しましょーって言わないといけないのではと考えてます。
という事で、Silver fireはジャーマントップ、インディアンローズサイドバックのハイエンドギタースタイルにします!
もちろん価格に見合うグレードですよー。
黒塗りなんだけどかなりいい材使いますw
どーもです。
さてさて、ちゃちゃっとすがさんのギターについて書きましたがここからが本題(笑)
ツアーでも使って頂けたし、ネット放送なんかでもバックにウチのギターを置いてくださったり…
感謝に限りが無い状況が続いてたんですけど想定外の反応というか想定しろよって感じの出来事が。
すがさんのギターの対する扱いを見てくださった人達からギターに関する問い合わせがいろいろとありまして。
昨今のギター事情と言えば、バブル期の様に有名アーティストが使ったからバンバン売れるなんて事は無くなってます。
俺もドンズバその頃製作家を目指した世代なんで寂しい限りですけど(笑)
ネットを始め、情報が飛び交ってる現在は善し悪しを判断する方法がプロ使用では無くなってると思います。
実際に使ってる、又は使った事のある身近なリアリティのある評価が信用されるのは当たり前。
広告費払って載せている雑誌での高評価を信じる程世間は馬鹿じゃないって事、ある意味正しい方向ですわ。
と、言う様な事情もありスガさん仕様のモデルを販売する気も無かったんです。
しかしながら見栄えって言うんでしょうか、あのルックス。
どちらかと言うとエレキに近いような感じは他に変わる物が無いという事でオーダー依頼も入ってきました。
とはいえスガさんには量産するなんて話して無いしなぁ…
一応相談…
んで、いろいろやり取りした所…
スガシカオモデルはスガさんの使ってるギターこそがスガシカオモデルだからそのネーミングじゃなきゃいいよー♪
と、なりまして(笑)
いやね、確かにあのモデルをそのまんま作るとなると材料費ハンパないしw
量産の枠を外れてしまうので無理っすw
そこで、どうせならスガさんから指摘されたよりスガさん好みに近づけたモデルを製作する事になりました。
内容は詳しく書けませんがスガシカオモデルより高級材を使う部分もあるし、内部構造も若干違う様になります。
外見は同一ですけどギターとしては更に良い物にする予定。
このモデルをスガさんに弾いてもらったら、こっちのが( ・∀・)イイ!!って言わせられる様な。
気合入れて作りますよー!
ネーミングは『Silver fire』でいきます。
えー、そんなこんなで完成した訳ですが
ホントにぼっちらぼっちら作ってたんですよー(笑)
実は、秋口に2013年の年末から始めるツアーに使いたいんだけど。と言われましてw
最後はバタバタしてしまいました。
本来なら手渡しで納品したいところですが急いでるもんで発送。
まぁこんなもんですよ(笑)
そんでここからの感想がミソ。
販売促進の為にすがさんに作ったわけでは無いのでありのままに。
先ず、デザイン的な部分は大変満足して頂けました。
これはね…
俺じゃ無くてデザイナーしおたとスガさんのやり取りで生まれたものなので。。
二人のセンスを褒めて下さい。
で、問題の音。
当初からの懸案事項だった『バシャーン』ですが、ややスガさんの理想とは違ったみたいですな!(笑)
その後のツアーで佐賀にいらした時にお会いしまして、音に関する事も一通り意見交換出来ました。
言葉で音や感覚を表すのはとっても難しい。
しかし、こうやって基準になる物を作れた事で一歩理想に近づいたのは間違いないです。
スガさんの理想を書きたいんですけどそれって俺が知るノウハウって事で秘密にさせてもらいます(笑)
あと、スガさんとの共通認識もありました。
現在のスガさんのNo1アコギはマーチン。
同じ様なギターを何本も必要ないと言う考え。
全くその通り!
俺がプロ用に作るギターはオールマイティな優等生タイプではなく、ちょっと外した位を狙って作ってます。
世の中には以外と100点のギターって沢山有ると思います。
でも、コイツしか無い!っていうギターはそんなにお目にかかれません。
キラッと光る部分がもの凄い輝きを放つような。
スガさんもきっとそういったギターとの出会いを求めてるんじゃないかな。
その後、スガシカオモデルのヘッドデザインはツアーのグッズやらTシャツやらに形を変え、役にたってくれてるようです!
これはね、きっとスガさんのウチに対する感謝の気持ちもあるんじゃないかと密かに思ってますw
音楽で稼ぐプロって自分が儲るだけじゃないんですよ!
プロの後ろに普段は見えないスタッフとか居るわけで、その人達、家族の生活まで背負っている。あ、もっと言えばCD屋やカラオケ屋のバイトだってプロの恩恵を受けてる言ってもいいんじゃないかな。
こういった所まで気を遣ってくださる人、ざっくりした感じだけど、とっても紳士でプロ意識の塊の様なスガさんでありました。
https://fan-goods.jp/sugashikao/sp/