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ベフニックギターの製作あれこれ
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Silver fire19
おーつかーれーさまーでーすーorz

雨です~(T_T)

まぁ梅雨なんでしかたないっすけどね。

作業を選ばないといけないのはなかなか辛い。

夏は嫌やから早よ秋こいやー!



って事で日記日記と。

ちょっと写真が抜けます。

はい。撮り忘れ。すいません。



指板貼った後はネックの握りを作って塗装前の木地仕上げ。





しました(笑)。






ブラックだからといって材の妥協はしてません。

このままで素敵ですw

んで、ここからがちょっとこだわり。

黒の塗装は簡単かと思いきや意外に難しい。

下地に模様が入ってると真っ黒に潰す為にかなり分厚く塗らないといけないんですよ。

黒の顔料自体、粒が粗いというか塗れば塗るほどにポッテリとなります。

せっかくのハンドメイドだし。

ウチも極薄塗膜ではやってません。

一見、極薄塗膜は音にも凄く良くて…って感じですが

ギターを道具としてみると極薄塗膜は偏り過ぎ。

塗装の最大の目的は木地の保護!そして美観。

極薄塗膜、特にラッカーは経年変化で硬化し弱々しくなってしまいます。

爪傷、ピック傷であっという間にボロボロって事にならないよう厚からず薄からず。

ウチも独立当初に比べて2割ほど厚く塗るようにしてます。

海外製のラッカー塗装の様に塗膜がミリ単位の極厚塗装って手もありますが(笑)工場じゃないし、ある程度どんな環境で使われるのかわかったお客様に対して作ってるのでそこら辺は過去の経験で最適な塗膜を作ってるとおもってます。


あれ?

話がそれました(笑)


んで!

黒の話!

なるべく薄く黒を塗りたいので選択した方法が生地着色。

顔料ではなく染料で木地を染めて乾燥させます。

これだと黒いが塗膜の厚みはゼロ。

先にこれをやってから塗装をスタートさせます。

写真で若干ムラがわかるかと思いますが木材の色を吸い込む所とそうでない所。

つまり、表面に塗り重ねて着色してない証拠です。

このままで塗膜を作っていき最後の方でシースルーブラックで色を整えます。

こうする事で通常のサンバースト程度の厚みで仕上げられます!

生地着後↓






ラッカー塗装を上塗り1回目↓






この後は塗って乾かして空研ぎを数回繰り返します。

塗装から空研ぎまでは中3〜4日。

これをちゃんと守らないとアカン!






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