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休みはやっ!
って感じで終わりましたね。。
ウチは全然休みじゃありませんけどwww
はい。早速いきます。
昨日のヤツを朝イチで仕上げしました。
完璧。
音も良好。すぐにしまいます。
何故かって?
出しておくとついつい弾いてしまうので(笑)
仕事仕事!
石成さんのギターをやります。
ボディとネックが出来たところまででしたので
ジョイントです。ダブテイルジョイント。
スティールギターで2ヶ所木組みする部分があるうちの1ヶ所。
もう1ヶ所はXブレイシングです。
ダブテイルなので合わせるのはなかなか難しい所。
前も書いたかな?、一度に3点を決めないといけません。
先ずはストレートです。ボディのセンターにネックのセンターをぴったりんこ合わせる。
次にネックの起こし角。ボディを作る時に作っておいた指板ハイポジ部の角度にこれまたぴったりんこ合わせる。
最後にネックのねじれ角。ボディの水平とネック表面の平面をぴったりんこ合わせる。
上記3点をタブテイルをぎゅーっと押し込んだ時に合っているように削ります。
合ったところでヒール部の削り。
ペーパーがけまでして接着をします。
このダブテイルジョイントですが、どーもダブテイルジョイントだからネックは外して調整出来る(する)もんだ。と思ってらっしゃる方も多いと思います。
作る側から言うと
はっきり言って外す事は想定してません(笑)
逆です。
外れませんように!と思って作ってます。←
組んで有るものですから無理すれば外れます。
しかし、ジョイント以外の指板も接着してありますしねw
リセットのリペアも受けておりますがジョイント部よりも↑の指板外すのの方がよっぽど難しいのです。
熱かけると指板は変形してアールがおかしくなるし、指板下のトップ板も無事では済みません。
ジョイントを外す為に蒸気をジャブジャブ使うので内部のブロック材も水浸しでダメージ受けます。
下手すると塗装もおかしくなる事も。
そもそも、リセットしなければいけない状態のギターはやはり全体のバランスがおかしかったりします。
中古を買うときなど『リセットすればバッチリ!』的な売り文句は信じない事です。
買うならリセット後のヤツにしましょうw
まぁ、巧くリセットしてあったらリセットしたなんて言わないとは思いますが(笑)
ボルトオンのテイラーさんでさえ実際ネック外したってのを見たことないです。
キッチリ作ってあればネックなんて外すような事態にはならないかと。
なんでこんな話書いたかというと、時々あるんですよ。
ネットオークションで買ったけどリセットしないと使い物にならないって問い合わせがw
オークションでは実物を見せたらとてもとても売れないような物も流れてますからホントに気を付けてください。
掘り出し物があるかと思いきや、世の中にはちゃーんとビィンテージのバイヤーさんがいらっしゃいますからw
良い物は目ん玉飛び出るくらいお高いですわーw
羨ましいw
あ、そのうちウチにリペアで入ってきたオークション経由の残念なギターの話でも書きましょうかw
脱線のまま今日は閉店ガラガラ!(笑)
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この記事へのコメント
ピックガードについて疑問があるんですが、木材にプラスチック(?のようなもの)をはったときの音量の減りは傷をきにするのよりも大したことないのでしょうか?
木製のピックガードってみたことないのですが、意味がないのでしょうか?
企業秘密でしたら内緒のままでいいです。
木製のピックガードってみたことないのですが、意味がないのでしょうか?
企業秘密でしたら内緒のままでいいです。
2014/09/24(水) 17:05:26 | | 荒木 #990a817363[ 編集]
コメントありがとうございます。
まず、感じ方は人それぞれだと思いますのでウチの見解という事で。
音に関して、ピックガードの有無、素材では明らかに判るような変化は無いと思います。
ボディに貼っているので微小な変化は有ると思いますがそれによってギターの評価が変わる程の違いでは無いと思います。
っていうか、それで変わってくれるならホント有り難いんですけど(笑)
傷については、元々スティール弦ギターが、より大きい音を出す為に発達した物ですのでピッキングについても深く、重くピッキングして大きい音を出そうとしていたと考えられます。
そうなるとどうしても勢い余ってボディを削ってしまう、それを養生する為のピックガードと考えると木製ではなく、薄く耐久性に優れた塩ビやプラスティックになったと思います。
現在はアコギでもピックアップが普通になり激しくピッキングする必要も無くなっていますので演奏のスタイルによってはピックガード無しでも大丈夫かと思います。
木製のピックガードがお好みなら、木で作ったピックガードに薄いクリアのゴルペ板を貼って耐久性を増すという方法もあります。
まず、感じ方は人それぞれだと思いますのでウチの見解という事で。
音に関して、ピックガードの有無、素材では明らかに判るような変化は無いと思います。
ボディに貼っているので微小な変化は有ると思いますがそれによってギターの評価が変わる程の違いでは無いと思います。
っていうか、それで変わってくれるならホント有り難いんですけど(笑)
傷については、元々スティール弦ギターが、より大きい音を出す為に発達した物ですのでピッキングについても深く、重くピッキングして大きい音を出そうとしていたと考えられます。
そうなるとどうしても勢い余ってボディを削ってしまう、それを養生する為のピックガードと考えると木製ではなく、薄く耐久性に優れた塩ビやプラスティックになったと思います。
現在はアコギでもピックアップが普通になり激しくピッキングする必要も無くなっていますので演奏のスタイルによってはピックガード無しでも大丈夫かと思います。
木製のピックガードがお好みなら、木で作ったピックガードに薄いクリアのゴルペ板を貼って耐久性を増すという方法もあります。
2014/09/25(木) 16:33:32 | | ヒゲのおっさん #7a417caa9d[ 編集]
ご返答、ありがとうございます。
私はフィンガーピッキングしかしないので
ピックガードいらない派なのですが、
年代的に(?)アコギにはピックガードがついてないとそれっぽく見えないというか・・。
今はガードなしもたくさんありますが、
カッタウェイも含めて、見た目がうけいれられないんです。
ですので木製ピックガードでボディー埋め込み(見た目のみピックガードがあるようにみえる)
というのがベストと思っていたのですが、その部分だけ表板が薄くなるのは強度や音的には不可能かな・・とかおもっていたわけでして・・・。
新規で製作する場合、既存のギターに施す場合、どちらもやらないほうがいいでしょうか?
私はフィンガーピッキングしかしないので
ピックガードいらない派なのですが、
年代的に(?)アコギにはピックガードがついてないとそれっぽく見えないというか・・。
今はガードなしもたくさんありますが、
カッタウェイも含めて、見た目がうけいれられないんです。
ですので木製ピックガードでボディー埋め込み(見た目のみピックガードがあるようにみえる)
というのがベストと思っていたのですが、その部分だけ表板が薄くなるのは強度や音的には不可能かな・・とかおもっていたわけでして・・・。
新規で製作する場合、既存のギターに施す場合、どちらもやらないほうがいいでしょうか?
2014/09/25(木) 17:34:39 | | 荒木 #990a817363[ 編集]