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はいはい、月曜日ー!
梅雨時期なんでエアコンと除湿機フル稼働で頑張ってます。
で、続き。
サウンドホールを待つ間にサイド作ってます。
焼き曲げしたサイド。

カッタウェイ部分は木目を完全に合わせる為に焼き曲げしたサイドを切り取り、一度伸ばしてもう一度焼き曲げします。
こうすると木目が完璧に合います。
え?
Silver fireは黒でしょって?木目関係ねーじゃん(笑)
ソウナンデスケド(笑)

内側になる方を研磨して組み立て。
焼き曲げしでヤニが滲み出てきてるのを綺麗にしときます。
組み立てた後は作業がやりにくくなりますから。
んで、登場するのが前後のブロック。
これはウチのこだわりです。←
まず前ブロック。
指板受けを付けてます。
指板受けはクラシックギターでは当たり前にやってある技法です。
これを取り付ける事でネックをダブテイルジョイントしたら指板エンドまでネックが繋がってるのと同じになります。
古いフォークギターに有りがちなハイ落ち、ハイハネをほぼ無くす事が出来ます。
ただし!
製作は面倒。
指板受けがある事で、このボディ組み立ての時点でネックの仕込み角度まで完璧にあわせとかないといけません。
ネックの仕込み角は弦高と密接な関係なのですでにこの時点で完成時の弦高まで視野にいれた加工をやってるんです。
ビィンテージギターの弦高を下げてくれ!
なんて仕事も多々有りますが、設計段階で低い弦高を想定して作って無い物を無理矢理下げてしまうとアチコチにしわ寄せがきます。
1番は音でしょう。
サドルを削ってしまうとテンションが下がってハリの有る音はちょっと望めなくなるし、ビビリもね。
フルオーダーだとこういう細かな所も設計段階から対応出来ますのよ。オホホw
次に後ろブロック。
これも手間が掛りますが縦目のマホガニーを使ってます。
トップ、バックの接着面が木口にならない様にその部分は横目で作ります。
通常は全体が横目で作るもんなんですけどね、サイド材も横目でブロック材も横目だと波打つ様な反りが出る場合があるから。
あと、エンドピン。
何かの拍子に落下させた時などテーパーのエンドピンが押しこまれてサイド、後ろブロックごと割れるっていう事故も。
サイドと後ろブロックの木目を直交に組み合せるだけで強度は格段に上がりますからねー。
面倒だけど永く使える様に、見えない部分も気を使ってます。


梅雨時期なんでエアコンと除湿機フル稼働で頑張ってます。
で、続き。
サウンドホールを待つ間にサイド作ってます。
焼き曲げしたサイド。
カッタウェイ部分は木目を完全に合わせる為に焼き曲げしたサイドを切り取り、一度伸ばしてもう一度焼き曲げします。
こうすると木目が完璧に合います。
え?
Silver fireは黒でしょって?木目関係ねーじゃん(笑)
ソウナンデスケド(笑)
内側になる方を研磨して組み立て。
焼き曲げしでヤニが滲み出てきてるのを綺麗にしときます。
組み立てた後は作業がやりにくくなりますから。
んで、登場するのが前後のブロック。
これはウチのこだわりです。←
まず前ブロック。
指板受けを付けてます。
指板受けはクラシックギターでは当たり前にやってある技法です。
これを取り付ける事でネックをダブテイルジョイントしたら指板エンドまでネックが繋がってるのと同じになります。
古いフォークギターに有りがちなハイ落ち、ハイハネをほぼ無くす事が出来ます。
ただし!
製作は面倒。
指板受けがある事で、このボディ組み立ての時点でネックの仕込み角度まで完璧にあわせとかないといけません。
ネックの仕込み角は弦高と密接な関係なのですでにこの時点で完成時の弦高まで視野にいれた加工をやってるんです。
ビィンテージギターの弦高を下げてくれ!
なんて仕事も多々有りますが、設計段階で低い弦高を想定して作って無い物を無理矢理下げてしまうとアチコチにしわ寄せがきます。
1番は音でしょう。
サドルを削ってしまうとテンションが下がってハリの有る音はちょっと望めなくなるし、ビビリもね。
フルオーダーだとこういう細かな所も設計段階から対応出来ますのよ。オホホw
次に後ろブロック。
これも手間が掛りますが縦目のマホガニーを使ってます。
トップ、バックの接着面が木口にならない様にその部分は横目で作ります。
通常は全体が横目で作るもんなんですけどね、サイド材も横目でブロック材も横目だと波打つ様な反りが出る場合があるから。
あと、エンドピン。
何かの拍子に落下させた時などテーパーのエンドピンが押しこまれてサイド、後ろブロックごと割れるっていう事故も。
サイドと後ろブロックの木目を直交に組み合せるだけで強度は格段に上がりますからねー。
面倒だけど永く使える様に、見えない部分も気を使ってます。
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