忍者ブログ
ベフニックギターの製作あれこれ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

石成さんの7
こにちは

今日も晴天です。

湿度もちょうどいいのでサクサク作業したいとこです。


昨日はヘロヘロで書き始めた途端に脱力してしまった(笑)


で、頑張ります(笑)


ボディ出来たところまで。

パーフリングとバインディングを入れていきます。

この溝彫り加工をする前に全体の研磨をしておきます。

先に入れてしまうと研磨のバラツキで部分的にバインディングが薄く(細く)なってしまうのを防ぐため。

最近の量産品など、分厚いバインディングを使ってる所もあります。

厚いバインディングを使うと研磨作業に気を使う事が少なくなるので楽なんですがウチでは使えません。

何故かと言うと、サイドの厚みが約2ミリだから。

2ミリ厚のサイドに2ミリ厚のバインディングを入れると…

はい、その部分はサイド材は無くなってますねぇ。

そもそもパーフリング、バインディングはボディの角面の補強が第一の目的。

接着面を複雑にする事で強度を上げています。

2ミリ厚のバインディングを入れるためにサイドが無くなってライニングにバインディングを貼っている状況は角は強いにしても、サイドの継ぎ目はめっちゃ弱くなってしまいます。

ビィンテージのギターもバインディングは薄いですよね。

1ミリ程度の物も見かけます。


まぁ、1ミリもどうかと思うのでウチは1.5ミリ。


最初にバインディングの溝彫り









2ミリ厚のサイドに1.5ミリの溝、ローズがちゃんと残ってるのが確認できます。




次にパーフリングの溝。



ここも見てもらえればわかりますがトップの厚みの半分程度の深さです。

こうやって幾重にも接着面を重ねる事で今日アップを図ってます。





溝彫りが綺麗に出来ればほぼ成功

パーフリングとバインディングを接着します!











拍手[0回]

PR
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Comment:
Pass:
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック